2019年4月14日に開催され、様々なドラマを生んだ第35回全日本トライアスロン宮古島大会。
今大会は悪天候のために、スタート時刻が15分延期させるという、大会始まって以来の出来事がありました。
自分もその現場にいたわけですが、スタートを15分遅らせると聞いた時は、やっぱり「えー!?」となるわけです。
実際身体は冷えて凍えてくるし、時計の進みが遅く感じました。
さて!
怒りやイライラが生まれるのには、メカニズムがあります。
それは…
①出来事⇒②意味づけ⇒③怒り
です。
①レース開始が15分遅れる⇒②体が冷えちゃう⇒
③イライラ
自分の中でこのメカニズムがこう働いたわけです。
・・・
この15分の延期について、今大会で3年ぶり3回目となる総合優勝をしたチャンピオン、戸原開人選手がゴール後に受けたインタビューのエピソードがあります。
スタートが15分遅れたことに対しての感想を聞かれたチャンピオンは、このようなことを答えられたのだそうです。
「周りにいるいろんな選手とコミュニケーションが取れて楽しかったです」
怒りが生まれるメカニズムは…
①出来事⇒②意味づけ⇒③怒り
です。
チャンピオンのメカニズムはこう働きました。
①レース開始が15分遅れる⇒②周りの選手と交流できる⇒
③楽しい
分かりますか?
①の出来事は同じでも、②の意味付けご変わると、③で生じる結果は怒りだったり、喜びだったりと変化するのです。
このように、出来事に対する結果を、マイナスにしない意味付けができるトレーニングもまた、アンガーマネジメントなのです。
トライアスロンは長時間のレースです。
自転車という道具も使います。
その為、競技中には大小様々な"予定外"、"予測外"のことが起きます。
その時に最善の対処ができるようにする為には、自分の心の状態を常に良い状態にしておきたいものですよね。
ですから、スポーツをする方にもアンガーマネジメントは役に立つのです。
アンガーマネジメントって何?
https://miyakoamft.ti-da.net/e10832975.html